─侵食─悪魔のような男

「ははっ…やっべぇ…マジでぶっ飛んだ」



「あた…し…っもよ…」



2人は指を絡ませて手を繋ぎ、満足そうに笑うと目を閉じた。



真夜中にふと目覚めたユウリは、劉兒にそっと毛布をかけると、ぴったりと寄り添ってみた。



「愛してる…」



小さく呟いてみる…幸せ過ぎて涙がでそう。



この幸せはいつまで続くのだろうか?



もしかしたらこの愛じたい幻かもしれない。
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