─侵食─悪魔のような男

「帰ってきたんじゃねぇよ…」



「相変わらずねアナタ…」



「アンタもな!それよりユウリは何処だ?」



「さぁ何の事かしらねぇ…」



惚けた顔で言う麗子に、劉兒は苛立っていた。



「ユウリをどうする気だよ…あいつは俺のだ誰にも譲らねー…」



「ふふっ…入れ込んでるのね…別にどうもしないわよ?あたしも気にいった…それだけよ」



「気にいったからって黙って連れ去っていいのかよ?犯罪だろうが!たちの悪いばばぁだぜ…」
< 337 / 434 >

この作品をシェア

pagetop