─侵食─悪魔のような男
┼躾と甘く羞恥な夜┼
マンションに着き部屋に入るや否や、劉兒は言った。
「それ全部脱いで」
「えっ…?今ここで?…もう少し着てちゃダメ?」
「駄目だ!早く脱げ…手伝ってやるから」
そう言って近づく劉兒。
じりじりと後ろに下がり、反射的によけてしまった。
「ユウリ…気に入らないなその態度は…やっぱりお仕置きされたいみたいだね♪」
「ちがっ…そんなつもりじゃ…あっ…」
ガシッと腕を掴まれ引き寄せられる。
「ふっ…あっ…んふぅ…」
突然と与えられた甘い痺れ、深く口づけられユウリは劉兒に身を委ねるしかなかった。
劉兒はまるでマジシャンのように、スルスルと全てを剥ぎ取ってしまった。