─侵食─悪魔のような男

チュッと音をたて離れると、ニヤリと意地悪な笑みを浮かべた。



「隅々まできれいにしてやるからな♪」



「あっ…うっうん…」



嬉しそうに笑う劉兒に、されるがままのユウリ。



子供のように頭の先から足の先まで洗われ、全身が火照るのが解った。



「よしっきれいになった!じゃっ行こっか」



浴室をでると棚から紙袋を取り出してきた。



「これ着て」



ずいっと差し出され受け取り、中身を確認するユウリ。



「………つっ///」
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