─侵食─悪魔のような男

「言ったろ?お仕置きだって…いや躾かなぁ」



くくっと笑い頬を撫でる。



指先を滑らせていく劉兒。



敏感な所を避け焦らすように…



「あぁ…んっ…あっ…はぁっ…」



ユウリが漏らす甘い吐息が劉兒を煽る。



「ね…ぇ…劉兒っ?」



「んっ?なんだ…」



つーっと指先を動かしながら、顔だけユウリに向けた。



「なんで…いつも白なのっ…あっ…はぁ」



「あぁ…男ってのは女を自分色に染めたいんだよ…だから白かな?それにお前は白が似合うし…」
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