─侵食─悪魔のような男

「忘れたの?あたしは劉兒になら…壊されてもかまわないって…」



今にも泣き出しそうなユウリを、ぎゅっと抱き締め下着を剥ぎ取ると劉兒はゆっくり腰を沈めた。



「あぁぁっ」



そして快楽に歪む美しい顔を見つめながら、繰り返し打ちつけた。



夜明けまで激しく抱き合った2人は、共に互いの愛を感じながらぐったりとベッドに横たわる。



「はっ…お前だけだよ俺をこんなにさせるのは…ユウリ愛してる…」



「あたしも愛してる…あたしはあなただけのモノよ…」



熱く絡みあう視線と指先。



誰にも2人の邪魔はさせやしない…
< 354 / 434 >

この作品をシェア

pagetop