─侵食─悪魔のような男
「嬉しいよ…だってプロポーズだよね今のって?だけど…」
「そのつもりだけど何だよ」
「プロポーズならムードが欲しいってゆうか…気持ちを込めてほしい…強制的じゃなくて」
「悪かった…」
唇を少し尖らせて拗ねてみせたユウリ。
愛しさが湧き上がり思わず抱き締めた。
そして囁く愛の言葉。
「愛してるユウリ…俺の奥さんになって?命をかけて誓うよ生涯お前だけだって」
「あたしでいいの?」
瞳を潤ませ、そっと劉兒を見上げたユウリは、とても愛らしかった。