─侵食─悪魔のような男

「んっ…」



ピクンと身体を震わすユウリを抱き締め口づけた。



「行こう…2人だけの楽園へ」



「うんっ……って着替えとか用意しなくていいの?」



甘い雰囲気をぶち壊すユウリの一言に、劉兒はため息を吐いた。



「はぁーっ…向こうに揃ってるから大丈夫だ…」



「そっそうなの?!」



「あぁ…だから気にすんな行って楽しむ事だけ考えてればいい…」



「行こう」と手をとりあいマンションを後にした。
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