─侵食─悪魔のような男
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長時間の飛行機での移動、慣れないユウリの身体は悲鳴をあげていた。
「わぁっ…きれ~い」
しかしそんな事も忘れてしまう位に、今目の前に広がる景色は美しかった。
青い海、白い砂浜、ユウリのワンピースの裾を揺らす心地良い風。
2人は子供のように無邪気に砂浜で戯れた。
日常を忘れてしまう程の開放感を2人で味わう。
ホテルに戻りシャワーを浴びると、劉兒はユウリを連れ出した。