─侵食─悪魔のような男
「もーう!ばかばかぁ」
「悪い我慢出来なかった…」
乱れを整えてくれたスタッフも、クスクスと笑っていた。
「神父が待ってる行こう」
ユウリの手をとり神父のもとへと向かった。
教会の扉が開かれ足を踏み入れると…
「えっ?!…うそっ…」
「なっ…お前らなんでっ!!」
2人共が目の前の光景に驚いて唖然としていた。
「美しいものを独り占めなんていけないわ…バカ息子!」
「お前バカ息子はないだろう…はぁーっ」
「何でお前らがいるんだよ!」
「俺達も居るけどぉ」
麗子と陽輝の後ろからぞろぞろと出てきたのは…暢に咲、一也それに真理子と正也だった。