─侵食─悪魔のような男

┼キミを永遠に愛す┼


逃げないようにユウリの細い腰に腕を回した。



「このままお前が欲しいんだ…」



そう囁き耳朶を甘噛みしペロリと舐める。



「ふっあっ…」



ユウリの口から漏れる甘い吐息は劉兒を煽る。



ちゅっと音をたてながら、首筋から小さな口づけを落としてゆく。



舐めたり吸ったり…体中を駆け巡る快感。



劉兒の舌先や指先から与えられる快楽は、ユウリの芯をジンジンと疼かせる。



「あぁっ…あっあっ…んっ…もっだめぇ」



「まだだ…もっと可愛く鳴いて?声聞かせて…」



「あんっ…はぁっ…あぁぁぁ----!」



ぴくんと体中を震わせるユウリを、妖しく微笑み劉兒は見下ろした
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