─侵食─悪魔のような男
「お前らいくつだよ!!」
「やぁね冗談よ…バカ息子!」
やはりこの人は苦手だと思う劉兒だった。
病室に戻ったユウリは疲れ果てた顔をしていた。
「よく頑張ったな…ありがとう俺の子を産んでくれて」
劉兒はユウリの手を握り、優しく頭を撫でた。
"小さな悪魔"がこの世に誕生したとも知らず…
成長と共に、劉兒を悩ます存在になるのは間違いないだろう。
だって"悪魔の子"なんだから♪
††おわり††