─侵食─悪魔のような男

両親との思い出が詰まったアルバム、それと学用品。



「流石にこれは捨てれないかな…後の物は全部買いに行こう?俺が買ってあげるから…」



劉兒は嬉しそうに笑ってみせる。



劉兒に惹かれ好きだと思う気持ちはある…だが同時に恐怖も生まれていた。



勝手に部屋を引き払い所有物も処分された。



そしてあの冷たい瞳…



とんでもない男に惹かれてしまったと後悔した。
< 72 / 434 >

この作品をシェア

pagetop