─侵食─悪魔のような男

ただ何時もあの家に呼ばれるのは、正直少し苦痛を感じ始めていた。



バイト…いい口実が出来る。



あたしはそう考えていた。



そんな時に、一也にこの喫茶店とマスターを紹介されたのだ。



最初は怖かったマスターだが慣れるにつれ、優しい人だとわかり安心した。



時にはケーキを焼いたりする、可愛い所もある人なのだ。



そして常連さんとも顔馴染みになり今に至る。
< 8 / 434 >

この作品をシェア

pagetop