この空に誓ったこと



それからあたしは洗面所で何度も顔を洗った。



冷たい水で、何度も何度も頭を冷やすように洗い続けた。





でも、鏡に映る自分を見つめていると、何故か自分が自分じゃないようで…

なんだか不思議な気持ち悪さを感じたりしてた。





『はぁ……』



重いため息をつきリビングに行くと、隼人と星が二人でごはんを食べていてくれた。



あたしはそんな二人を見ながら、ゆっくりとソファーに腰をおろして。


そのままソファーに横になった。





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