この空に誓ったこと
休みの日に、よく四人で遊びに来たこの公園。
走り回って。
ボールを投げたり転がしたり。
ブランコに乗った星と結を、あたしと隼人が揺らしてあげたりもした。
一人ですべりだいを滑るのは怖がっていた結だったけど、星とくっついて二人で滑ると…
キャッキャと笑い声をあげて…
楽しそうに滑ってたっけ。
視界に映るほとんどの遊具に、たくさんの楽しかった思い出が詰まっていて。
そのひとつひとつを思い出す度…
結がいた頃の幸せな時に戻りたくなった。
笑顔が溢れていたはずの家族。
あの頃に……
戻りたくなった。