この空に誓ったこと



『星ー!上手やん!』





自分の顔が緩んでいるのが分かるぐらい、あたしは久しぶりに星を見て笑っていた。





鉄棒にぶら下がる星を見て。

なんだか気付けば笑顔がこぼれてたんだ。






ア……レ?



でも、その時……



額に落ちてきた何かに、一瞬で体中が反応していった。






雨や……


雨……






あかん……


苦しい



頭がいたい……



頭が……割れそう




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