紫陽花と星
「そうだよね。紫陽花って男の人の趣味変わってるもんね」
「どーゆーことよー」
雪星は、はっと口を手でおさえた。

「ごっごめん」
私は口を尖らせてそっぽを向いた。

「紫陽花ー!ごめんって」

「まったく、しょーがないな。許してあでるよ。でも、今度趣味が変わってるなんて言ったら本気で怒るからね!」

雪星は安心したようにこくと頷いた。
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