もしも
「当たり前じゃん。
あんた,本当にバカ?
あんたみたいな野球バカを
好きになってくれる人なんて,
そうそういないんだから。
受けちゃえばいいじゃん。」


何様のつもりなの?って,
いつもの調子でまくし立てた。



真顔だったあいつは,
いつもの人懐っこい顔に戻して
「そうだな〜。ってか誰がバカだよ!」って
笑顔で答えてた。


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