もしも


私は思わぬ質問に
手にしていた餡まんを地面に
落とすと,
アイツはあきれながら
自分のを半分にして私に
渡してきた。


「何?どうしたのよ,突然!」

今までそんな恋愛話なんて
したことなかったから,
アイツとそんな話に
なるなんて,
なんだか
変な感じだった。
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