大切な先生
体育館のステージに登壇した先生は
とっても目立ってた。
身長が飛び抜けて高かったもんね!
あたしは先生から目が離せなかったんだ。
何だか鳥肌が立っちゃうぐらいオーラを感じたんだ。
一番の友達の咲にすぐ報告したんだよ
「あの先生やばいよ…」
『美羽、何がやばいの?』
「何だかわかんないんだけど…とにかくやばいの!!!」
『訳わかんないよ』
こんなやりとりさえも
偶然なんかじゃなくって
運命だったんだって思ってしまう。