大切な先生


「よしっ…次は…ま...舞原!」

『はいっ!』

「おぅっ!お前ここのクラスかぁ!!」

『あ…どうも』


「何なに〜その関係!」
「もしかして早速出来てたり…」

クラスの男子がひやかすから

とっても恥ずかしかったんだよ。

ほっぺが真っ赤になっちゃうぐらいに。



でもほっぺが赤かったのはひやかされただけじゃなくて


先生があたしのことを

覚えていてくれたことが

嬉しかったからなんだ。



あの時クラスの男子が言った言葉は

今考えたら

的中してるね。



.
< 9 / 10 >

この作品をシェア

pagetop