契りの歌
夜は相変わらず2、3日に一回のペースでぬけだし、ゆきちゃんと一緒にさくらの所に行っていた。
「失礼しま〜す。」
すると突然、土方さんの部屋の障子が開けられた。
もちろん、開けたのはこの人物。
「…沖田さん。」
「総司、お前またか…。」
土方さんは額に手を当て、ため息をついた。
沖田さんは自由人すぎて、土方さんがどこにため息をついてるのかは、よくわからない。
「良いじゃないですか。花音さん外に出ていないんですし。
今日は、何がいいですか?」
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