契りの歌
「はい。じゃぁ、是非。」
「やったあ!ありがとうございます。
…本当は昨日のことがあったんで、あまり花音さんを外に連れ出すのは良くないんですけど、何があっても私が必ず守りますから安心して下さいね。」
さらりと笑顔でそんなことを言われると、無意識に顔は赤く染まっていく。
その顔を見られないように、顔を俯けた。
「ありがとうございます//。
あ、あのそろそろ食事運ばないと。」
そう言うなり、スタスタと歩き出した。
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