契りの歌



「改めて、私は春瀬花音と申します。歳は17。
まず皆さんが気になっていると思われる、服からお話します。
着物の下に着ているこの服は、制服と呼ばれるものです。私の時代では、勉学を学ぶ場所での指定の服で、このような格好が当たり前です。

次に私が持っているこれは、ギターと呼ばれる楽器です。それから「おいおい。ちょっと待ってくれ、さっきお前私の時代とか言ったがどういうことだ?」




「あー。それ俺も思った。」




「今からそのことについてお話しします。…」





それから私は、この時代に来ることになったわけなどを話した。





ただ、力の話は残して…













「…ということです。そしておそらく、さくらが言っていた"彼ら"とは、あなた方新選組のことです。」





しばし沈黙…





「それで?俺たちにそんな話を信じろって?まず、未来から来たという証拠はあんのか。」








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