契りの歌




「はい。」



「あ、そうだ。

花音さん、午後お休みなんですよね。私これから甘味を食べに行くんですけど、花音さんも一緒に行きませんか?」




沖田さん甘いもの好きなんだ…。


私も食べたい。


でも、山南さんの所に行かなくちゃ。




「せっかくなんですけど、私もこれから用があって…。

すいません。」



「そうですか…。

また今度、一緒に行きましょう。」



「はい。是非っ」



そう言うと、沖田さんはニコニコしながら頷いて、出かけていった。




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