新時代神話
生徒会
翌日
学園
『総合学科3年、岡田幸大君、至急生徒会室に来て下さい。』
放送で呼び出された。
「呼んだか?」
戸を開ける。
「来たな。
こちらが、前回居なかった、楓だ。」
「あの、初めまして。」
気弱そうな少女が頭を下げる。
「岡田だ。」
「さて、集まってもらった理由を話そう。
岡田、君に我が生徒会に入って貰いたい。」
「じゃあ、次の授業があるから。」
「待ちたまえ。
君は校長からの薦めを断るのか?」
「あいつの?」
「昨日の事件の顛末を校長に話しましたら、貴方を仲間にすると、今後も何かと役に立つと申していましたから。」
「あいつの薦めは断るわけにはいかないか。」
「決まりね。」
「他の奴の意見は聞かなくて良いのか?」
「昨日の貴方の力を見る限り、僕は賛成です。」
「右に同じく。」
「強い方は多いほど良いと思います。」
「そーゆーこと。」
「…、解ったよ。
だが、生徒会って何をやるんだ?」
「主に、学校内の規律にそぐわない生徒への注意及び処罰です。」
学園
『総合学科3年、岡田幸大君、至急生徒会室に来て下さい。』
放送で呼び出された。
「呼んだか?」
戸を開ける。
「来たな。
こちらが、前回居なかった、楓だ。」
「あの、初めまして。」
気弱そうな少女が頭を下げる。
「岡田だ。」
「さて、集まってもらった理由を話そう。
岡田、君に我が生徒会に入って貰いたい。」
「じゃあ、次の授業があるから。」
「待ちたまえ。
君は校長からの薦めを断るのか?」
「あいつの?」
「昨日の事件の顛末を校長に話しましたら、貴方を仲間にすると、今後も何かと役に立つと申していましたから。」
「あいつの薦めは断るわけにはいかないか。」
「決まりね。」
「他の奴の意見は聞かなくて良いのか?」
「昨日の貴方の力を見る限り、僕は賛成です。」
「右に同じく。」
「強い方は多いほど良いと思います。」
「そーゆーこと。」
「…、解ったよ。
だが、生徒会って何をやるんだ?」
「主に、学校内の規律にそぐわない生徒への注意及び処罰です。」