新時代神話
「とくに、能力を使用した争いや、昨日のような周りに被害を及ぼす行為は、我々が介入し、処理を行います。」
ガチャッ、
戸が開き女性が入ってくる。
「皆、元気?
おや?
君が新しく入った岡田君ね?
私は桐島直子、生徒会顧問よ。」
「どうも。」
「皆揃ってるわね?
これ、今年のリストよ。
はい。君の分もあるわ。」
名前と顔写真が載っている。
「何だ、これ?」
「簡単に言うなれば、ブラックリストですね。
今年、とくに注意すべき生徒が載っています。
前年の素行や能力の使い方や性格を考慮して作りました。」
「この資料はお前が?」
「もちろんです。」
「雷人間?」
リストの中の能力に注目する。
「この女生徒の超能力は雷や電気に同化できることです。
雷の速度で動き、触れようとすれば感電や火傷をします。
さらには電気製品等の故障も引き起こします。」
「植物支配は?」
「これは魔法学部の生徒ですね。
周りの植物を意のままに操るため近寄る事もできません。」
幸大の手が止まる。
「どうかしましたか?」
「いや、獣化って何だ?」
「その名のとおり獣に変身します。魔法学部の生徒ですね。
さらに、今年の獣化可能な生徒は『人喰い狼』
獣化は発動すると変身した動物の本能と人間の理性が衝突し、理性が負けると、本能のままに行動します。
人喰いとなれば、周囲への被害も相当なモノかと。」
ガチャッ、
戸が開き女性が入ってくる。
「皆、元気?
おや?
君が新しく入った岡田君ね?
私は桐島直子、生徒会顧問よ。」
「どうも。」
「皆揃ってるわね?
これ、今年のリストよ。
はい。君の分もあるわ。」
名前と顔写真が載っている。
「何だ、これ?」
「簡単に言うなれば、ブラックリストですね。
今年、とくに注意すべき生徒が載っています。
前年の素行や能力の使い方や性格を考慮して作りました。」
「この資料はお前が?」
「もちろんです。」
「雷人間?」
リストの中の能力に注目する。
「この女生徒の超能力は雷や電気に同化できることです。
雷の速度で動き、触れようとすれば感電や火傷をします。
さらには電気製品等の故障も引き起こします。」
「植物支配は?」
「これは魔法学部の生徒ですね。
周りの植物を意のままに操るため近寄る事もできません。」
幸大の手が止まる。
「どうかしましたか?」
「いや、獣化って何だ?」
「その名のとおり獣に変身します。魔法学部の生徒ですね。
さらに、今年の獣化可能な生徒は『人喰い狼』
獣化は発動すると変身した動物の本能と人間の理性が衝突し、理性が負けると、本能のままに行動します。
人喰いとなれば、周囲への被害も相当なモノかと。」