新時代神話
パンッ

手を合わせると辺りが光に包まれた。



『もしかして、常盤か?』


姿は無いが幸大の声が聞こえる。


「もしかしなくてもね。」


「俺の仲間も居るか?」


「幸大、全員おるぞ。」


『風牙か。』

「私は幸大を引っ張り出せば良いのかしら?」


『いや、事情が変わった。

そこにいる俺の仲間をこちらに入れてくれ。』


「解ったわ。

貴方達、この光の中に入りなさい。」
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