新時代神話
教室

「あれは、新入りと五十嵐さんですか。

このままでは新入りの命が危険ですね。

ちょうどメールも来たみたいですし、行きましょう。」




他の教室


「彼と五十嵐さんですか。

僕としては彼の実力をみたいのですが、会長の命令ならば仕方ありませんね。」






中庭


「そこまでよ!」

椿の声が響く。


「五十嵐さん、これはどういう事か説明していただけますか?」


「生徒会が全員揃っているとはな!


貴様らも今すぐ殺してくれよう!」




「こいつは面白い!

生徒会が授業をサボるとはなぁ?」


数人の集団が歩いてくる。


カランッ、

風牙の刀が落ちる。


「来るな、来るな、来るな、」

「大丈夫か?」

「五十嵐さんは彼らに過去に殺されかけまして、トラウマなんでしょう。」




「そこにいるのは、『人形』に裏切られた友達じゃないか?」


「人形とはどういう事ですか?」
叶が目を細くする。


「俺らが恐ろしいから何でも言うことを聞く。

だから人形だ。」
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