新時代神話
祭、最終日



「今日は、他から助っ人がたくさん来たからね。

あんたたちは休んで良いよ。


これが、今日までの給料。


最終日の今日は花火もあがる。

祭、楽しみな。


うちらの系列ならまけてくれるように言ってるから。」


「ありがと、お母さん。」


「ああ、女の子達はこっちに来なさい。」


「おめぇらはこっちだ。」


違う部屋に連れてかれる。


「お前ら、男物の浴衣と甚平、どちらが良い?」


「俺は浴衣が良い。」


「僕は甚平で。」










「遅い。」

「女性の身支度は時間がかかるモノですから。」


「あいつらが来たら文句でも言わねぇと割に合わないほどの待ち時間だろ!」

「かれこれ、二時間半ですからね。」
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