新時代神話
「ウワァァァァ、」

雷人間の少女が手から血を出して倒れた。


「何で、何で僕を斬れるんだよ!」


刀を持った幸大に怒鳴る。


「雷切って刀を知ってるか?


雷を無効化し、雷を斬る剣。

まぁ、雷切になる前は千鳥って名前なんだが。」



「立花道雪の使った刀ですね?雷に打たれた道雪を救った刀だとか。」


「その通り、

雷である自分を過信しすぎたな。

さっさと失せろ!」




「ハハハハッ、生徒会には面白いのがいるな!


だが、俺らに逆らうと死ぬぜ!?」


手から閃光が放たれる。


バシュウッ、

掻き消される。


「太陽って知ってるか?」

幸大の手にビー玉位の火の玉がある。



「そんな火の玉で攻撃するつもりか?」


「お前ら、俺の後ろに下がれ。」

火の玉を敵に投げる。


後ろに下がった圭吾が言う。


「太陽って、まさか、核融合ですか?」



ドウッ、ドゴーンッ、



すごい爆発が起こる。


「外してやったんだ。生きてるだろ?


さっさと失せろ!」


煙がなくなる頃には彼らの姿はなかった。
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