新時代神話
救急車が二人を運んだ。


「病院に行こうと奴らは死ぬさ、致命傷なんだからな!」

「そうでもないわよ。

臓器は無傷、骨も多少削れてただけ、出血も止まってる。

もちろん、体内に余分な菌は入ってないわ。」


常盤が淡々と説明する。


「ありえない。何なんだ、お前らは!」


「何って、生徒会ですよ。

それを知ってて襲ったはずでは?」

「クソッ!クソッ!

次は、私が殺される。私が!」


「自業自得だろ。」







とある場所



「成宮が消えた。

しかたない。

計画の準備にかかれ。」


「生徒会メンバーを減らせたが、計画の準備中におそらく奴らは戻ってくる。

成宮は無駄だったな。」



「まぁ、奴の粛正も計画実行の際にすれば良い。


楽しみだな。

奴らの絶望する姿がな!」
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