新時代神話
「では、バランス的に私も幸大さんのグループに入りましょう。」

「何のバランスだよ。」

「ずばり、胸です!」

「はい?」

「幸大さん、ビーチバレーの醍醐味は女性の胸の《たゆんたゆん》な感じです!

それを片方に固めてしまえば、男性の戦闘力が一気に変わります。

それを公平にしなければ、フェアではありません。」


「叶の力説は解ったけど、バランスってどうやって分けたんだ?」

「まず、胸が《小》の私とライカさん。

《中》の会長に姫さん

《大》の風牙さんに《巨大》の楓さん。

まぁ、この二人は大のくくりで良いです。

つまり、ライカさんが圭吾さんのチームに居るならば、私は幸大さんのチームに入らざるをえません。」


「とりあえず、それでいきましょう?」



そして、ビーチバレーが始まった。


「良い?皆。

何があっても勝つわよ?


能力もフル活用するのよ?」


「了解しました。」

「僕の能力で打たれたボールが水に入ると皆に迷惑がかかりそうだけどね。」

「が、がんばります。」
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