゚。+ 空の向こうに君がいた+。゚
まだぼーとして頭が回らない…


何となく回覧板を見ていると、ピンときた




「ちょっと、あんた!!」

帰ろうとしたジャージ男を呼び止めた


「何??」

かったるそうに振り返る

「あんた…あたしの頭叩いたでしょっ!!回覧板で!!」


そうだ!


この痛み…それしか有り得ない!!


怒りMAXで言っても男は平然とする

「…だから??」

「はぁ!?あんたねぇ…人の頭叩いといてそれはないでしょ―がッ!!」


ムキー!!


「起きないあんたが悪いでしょ?」


…はて?


あたし寝てたのか?


ううん、そんなのど―でもいいわ!


「他にもっと違う起こし方あるでしょ―よっ!」

「全部試したけど?」


なぬっ??


「…でもでも、謝るくらいしなさいよ!!」

「はいはい、スミマセンでした―」

心のこもってない言い方にカチンときた






何、こいつ!!

ムカつく―――――――!!


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