゚。+ 空の向こうに君がいた+。゚
本当に綺麗だなぁ…

じ―っと小林さんを見た


「な、何?」


ハッとして目線を逸らした

「やっぱ面白い(笑)」


そんなに面白いかなぁ??


「なんかしゃべってよ?私ばっかじゃん?さっきからさ…」


え!?

しゃべる…?

な、何話せばいいんだろう…


え―と

え―と…



「ぷっ…(笑)奈々子ってばオドオドしすぎ!ごめんね?」


な、何か言わなきゃ!!

「だ、だ…いじょう…ぶ。」

あたしがやっとの思いでそう言うと恵理ちゃんは嬉しそうに微笑んだ



「さ!お弁当食べよっ☆」

「う、うんッ!」


教室から少し離れた中庭であたし達はお弁当を食べた



「で、本題なんだけど…昨日いっちゃんに会った??」



…いっちゃん?

誰??



昨日会った?


昨日会ったっていえばあの最悪男しか浮かばない…


まさか…


まさか…ね?


「…いっちゃんって??」
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