゚。+ 空の向こうに君がいた+。゚
「恵理ちゃんっ、大丈夫??」

とりあえずあたしは恵理ちゃんに近づいた



「え…何が??」


肝心の恵理ちゃんはキョトンとしている



「お前、またナンパされそうになってたぞ?」


「げっ…マジ??」

あちゃーと頭をかいた


何て呑気な…




てかやっぱりこの人どこかで……



「あ!てか、あんた謝りなさいよっ…!!奈々子に!!」


ほらって恵理ちゃんはあたしをその男の前に出す



へ?


「あー?奈々子?あ…お前は昨日の…」



ん??


昨日…?




「あー!!あんた昨日のっ。回覧板で頭叩いた奴っ!!」


思い出したっ!!



そうか、こいつが恵理ちゃんが言ってたいっちゃんねっ!!




「いっちゃん!謝りなさいよっ!!奈々子に、ちゃんと!!」



そうよ、そうよとあたしも頭をブンブン縦に振りながら、キッと睨む




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