゚。+ 空の向こうに君がいた+。゚
02章

彼の名前。

「明日から夏休みだねぇ♪」

「恵理ちゃんは夏休みどこか行くの??」


結局クラスにはほっとんど、馴染めず…あっという間に1学期が過ぎてしまった


でも恵理ちゃんがいてくれたから…クラスに馴染めなくても別に苦じゃなかった



終業式を終えたあたし達はファミレスでご飯を食べていた

「私はひたすらバイトかな?」

「えっ…」


じゃぁ遊んだりとか出来ないのかな?


なんてちょっぴし凹んでいると


「夏休み、遊ぼうね♪」

「えっ…うん☆」

そう言われただけで素直に喜んでしまった

なんて単純なあたし


「あ!恵理ちゃんメアド教えてよっ」

そういえば全然連絡先とか知らなかった


「あ―…ごめんね?メールあんま好きじゃなくて、しないんだ…だから電話番号でも良い??」


メール好きじゃないんだぁ…

そんな人初めて見た(笑)

「あ、分かった!番号でも全然良いよ☆」


さらさら―っと紙ナフキンに電話番号をメモして、はい、と紙を渡した


「気軽にかけていいからね♪いつでも大丈夫だし☆」

「ありがと♪」


わ―い☆

これでいつでも連絡出来るよっ


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