゚。+ 空の向こうに君がいた+。゚
「あ、お前…」

「…げっ。」


な、なんで、あんたここに…?



てかまたかよ―…


どんだけ縁があるんだよ―



ちょっと制服の形は違うんだけど、よ―く見るとあたしと同じ、店のロゴマークがついている


ここで働いてるんだ……



「あら?知り合い?」

あたし達の様子を見て伊原さんは興味津々に聞いてくる


「え、えと……」


知り合い、なのか?


どう答えようか考えていると


「幼なじみの友達なんですよ。」

と彼が説明してくれた

「あ―そうなの?じゃぁ良いわね♪いっちゃん小川さんをトレーニングしてあげてね?」


いや、良くない!!

って突っ込みたかったけど、言えなかった

「はい、分かりました。」

あたしと正反対に顔色ひとつ変えず、彼は言った





この人と働くなんて……気が重い





はあぁ―…


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