愛しい人

男「あ~
さっきの子じゃん★」

男「俺スゲータイプ♪」

真実「由奈!!」

あたしは由奈の手をとり
逃げようとした。

男「おっと!ダメだよ♪♪」

一人の男があたしの腕を掴んだ。

真実「離して!」

男「じゃあ遊ぼ~」

真実「由奈!逃げて!!!」

あたしは由奈の手を離すとそう言って
由奈を強く押した。

由奈「え…」

真実「あたしは大丈夫」

そう言うと由奈はあたしがさっきいた
ベンチの方へ走った。

一人の方が逃げやすい。
そう考えたのは間違って無かったみたい。

男の腕をはらうと猛ダッシュで
ベンチと真逆に走って逃げた。



どれくらい走っただろう。
気がつけば下足室のとこまで来てた。




すぐ横を見ると自動販売機があったから
あたしはそこでお茶を買った。
由奈の分も。

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