愛しい人
落ちてきたお茶を拾った時。
「ねぇ。」
声をかけられたとき
あたしは勝手に体がビクッと
反応してしまった。
恐る恐る振り返るとそこにいたのは
"裕也"さんだった。
裕也「ん?なんか言ってよ(笑)」
真実「あ…えっと…」
裕也「ここ男子校だぜ?(笑)」
真実「…。」
裕也「もぉ~
あ!お茶いただき♪」
そう言うとあたしの手にあった
お茶をとってあたしを見て
彼はニカっと微笑んだ。
真実「あ。それ…」
言った時にはもうふたを開けて
飲んでいた。
裕也「ダメだった?2つあるじゃん♪」
真実「…じゃ.あげます」
裕也「怒った~???
じゃあ返すよ♪」
あたしにお茶を帰すと
裕也「男ばっかで危ないから
早く帰った方がいーよ~」
そう言って歩いて行った。