愛しい人
授業が終わりお昼の時間。
皆が食堂へ移った。
由奈「あたしらどうする~?」
真実「あたし弁当」
由奈「あたしも~♪
じゃあ教室で食べよっか♪♪」
中学に無かった食堂に憧れ
クラスの皆が食堂に行ったため
教室では2人だけだった。
由奈「あたしさぁここだけの話。
中学のとき友達いなかったんだぁ~」
真実「見えない」
由奈「でしょ?(笑)
あたしがいってた学校みんな
すごい真面目でさぁ。
気が合う子いなくって(笑)
高校入っても浮いてるなぁって思ったら
真実見つけて♪
初めは何気なく声かけただけなんだけど
だんだん心開いてくれた
事が嬉しくてさぁ…
こんなの…初めてで。」
真実「あたしもだよ。」
由奈「え?」
真実「友達なんか面倒だって思ってた。
僻んでくる女子なんて
関わりたくも無かった。
でも由奈は違う。
友達もいいなぁって思ったもん」
由奈「友達じゃなくて親友~」
真実「そだったね(笑)」