愛しい人
クラス中の視線があたしに向いた。

先生「こら!向こう行きなさい!
森本も窓閉めなさい。」

窓側にいた森本くんは
窓をしめようとした。

裕也「おい」

森本くんが閉めようとした窓を抑えて
睨み付けるとこっちを見た。

由奈「真実見てんだよねぇ」

ぼそっと呟く由奈。

裕也「え~と…」


何かいいかけてると裕也さんは
先生達に連れられて行った。


まだざわつきが止まないクラス。

由奈「裕也さんだよね?今の」

真実「うん…たぶん。」

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