私の敵はチビ会長
や、ヤバイ!!
なんで分かったの!?
てか、もう完全に決め付けてんじゃん!!!
『へ〜え。まぁーがんばれば?』
『なななにをっ!!?』
『会長のことに決まってんでしょ?うちは亜姑の味方だけどー。あんたも気にったから♪応援してあげるの!!あと、あんたのまわりにある噂?あれ深刻に考えないほうがいいわよ?たんなる噂だから』
『はぁ〜…?』
噂って、あの沙織が調べてくれてるってやつですか?
考えないほうがいいってどういう意味?
『あ、あの…』
『ただいま〜っ!!!』
『えっ?…亜姑っ!!?』
…亜姑?
あたしが話かけようとした時、亜姑の声がしてそれと同時にクルみちゃんが大声で叫んだ
ビクッと震えるあたし
亜姑と会長話終わったんだ…。
やっぱり、より戻した?
笑顔で帰ってきた亜姑を見て心拍すうが上昇して震えが止まらない
怖い…。
『どうだったっ!!?』
『あ、えっとね〜。…志穂っ!!』
ドッキーーーーーンッ
急に名前を呼ばれてあたしは飛び上がって驚くと、
亜姑が嬉しそうに笑って手招きをした…