私の敵はチビ会長




『ぷはは!!なにやってんの?恭哉いじり?俺もいれてぇ〜!!?』

『うっせぇよ。』




でも助かった!!


ナイスだ欄!!!




なぜならタイミングが悪いところで現れてしまった欄はなぜかぶちぎれた葉月先輩の餌食になり



俺から葉月先輩の視線がそらされたからだ





まるで鬼のようになっている葉月先輩におこられ一気に静かになった欄



おかげで葉月先輩も静かになったけど






『で…?なんで欄がいんの?今日休みって言ってたよね?』

『あ〜ごめん進!!それ変更。今日は俺志穂ちゃんと交代したから』




…ピクッ



…なにやってんだ、俺。




意識もしてないのに、体がすこし動いてしまった




それを隠すように手で覆って欄の話に耳を傾ける








『志穂ちゃん見たの?』

『見たっていうか、これ♪』



そう言って欄が笑顔で取り出したのは黒い欄のけーたい



最近買ったって嬉しそうに話してたっけ…






…てか。



あいつらメアド交換してたんだ



しかも欄の新しいからごく最近







なんだ…?



この感じ




もやもやしてじれったい



心になにかつっかえた感じ





あいつらが話してるとこなんて見たこと無かったけど…





へぇ〜…



そういう関係かよ。





ぶらんとしていた手をギュッと握りしめた




そして自分のさっき座っていた椅子に座り直し、書類をまとめる





















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