私の敵はチビ会長
生徒会生徒会長任命!?




『ん〜っ…??』


昨日カーテンを閉め忘れたおかげで窓から夜明けの優しい光が舞い込んできた



眠たい目をこすって時計を見てみると…


『…4時2分…?』



早…。

いつもなら9時ちょいにおきて寝坊するのに…


でも…2度寝すると遅刻になっちゃいそう。



あたしは決心したようにベットから転げ起きた



眩しすぎる光をカーテンで被い、欠伸をする


『ふぁ〜。』



ふとベットに置いてあるケータイに目をやった


あれ…?

メールがきてる??


メール受信を知らせるライトが細かに点滅している


こんな時間にめずらしいと思いながらケータイを開く





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to志穂   
from非通知
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今日の朝1年3組に
来て  
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…え〜と…誰?


誰かもわからない人からのメールに若干焦るあたし…


そのアドレスは見たこともないアドレスで、もちろん電話帳にものってない



はっ!!

もしかして…これ…


告白!?



…ないない。

告白なんて発想をした自分が恥ずかしい…



あたしはパニックを冷静に戻すために台所に行ってコーヒーを飲むことにした


眠気覚ましにブラックをズズッと啜る



『う〜ん…ホロ苦。』


ちょっとホロ苦いコーヒーに満足して笑顔になるあたし


あ…

そういえば…。会長コーヒー飲めないとか言ってたけ?



『プッ…。』


笑いが自然と零れてくる



そんな思いを残しつつ、あたしは学校に向かった


















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