私の敵はチビ会長
この二人は大の仲良しらしく小学生からの親友だとか…
二人ともとても接しやすくてすぐに仲良くなった
最近お昼とかもこの二人と沙織と食べてる
あれ?なんで二人が?
『ん〜…。なんでいるの?』
『あー♪おはよう志穂!!』
『おはよう。ていうかそれはこっちの台詞だよ。なんで寝てんの?』
未夜がまだ半ボケしてるあたしにデコピンをいれた
きれいに入ったのかあたしのおでこは熱を帯びてるみたいに熱い
『痛ったぁああ!!』
あまりの痛さに飛び起きたあたし
痛い!本当に痛い!!
なにいまの!?兵器かよ!!
『あ。やっと起きた。』
『志穂元気だねっ♪』
未夜はあたしのほうを見て呆れたように目を細めた
輝は大きなあくびをしてあたしを笑ってる
あたしはというとおでこをなでながら半睨み…
う〜…。デコピンしなくてもさ…。
『未夜!?起こすなら普通に起こしてよ!輝!あんたのほうが100倍元気だからね?』
『はいはい…。でもこんな時間にどうした?』
『どうしたって…ちょっと用事が…』
未夜は側にあったイスに腰を下ろしながらあたしに顔をむけた
あたしは立ったままさっきの騒動でくずれた髪を直す
あれ…?
用事ってなんだったけ…?
…っ!!
『ヤバイ!!』
『え…?なにがっ!?』
『いよいよ壊れたか…。』
な、失礼すぎっ!