私の敵はチビ会長
学園祭
小鳥が楽しそうに鳴く声が寝ているあたしの耳にまで届く
ん〜…もう朝?
目をうっすら開けてみるとそこには眩しいぐらいの光と青くすんだ空が広がってる
…またあっけぱなし。
よたよたしながら立ち上がりカーテンを閉めようとした
ふと、外を見てみると…
『…え?…なんで!?』
あたしは自分の目を疑う
だってそこには…
眠たそうに柵にもたれてる会長がいた
えぇ!!?
なんでいんのっ!?
会長はまだこっちが見てることに気づいてない…
はっ!!
メールすればいいんじゃない?
あたしは急いでケータイを掴み開いた
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to恭哉
from志穂
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なんで会長がそこにいるの!?
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メールを送信し終わって窓の外を見る
会長は眠たそうにあくびをしていたけどケータイが鳴ってるのに気づいたのか
制服のポケットからケータイを取り出した
差出人を見るやいなやバッとあたしのほうを見る会長
いきなり見られたから隠れてしまった…。
最悪…。
----ブーブー
ケータイがあたしの手の中で揺れた。
ドキドキしながら受信ボックスを見る
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to志穂
from会長
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おまえが遅刻してるから迎えにきてやったんだよ!早く用意してこい!!
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