私の敵はチビ会長
ーーーーーーーー1時間前
ガラッ
『失礼します〜。学園祭説明に…』
『『『きゃぁぁぁあああっ!!!///』』』
ッ!!?
うっさいッ!!
あたしは顔を歪めながら10-4組に入る
そこにはクラス全員の女子に囲まれ苦笑い気味に笑ってる…
会長
女子の目はハート…怖。
…なんで会長笑ってんの?嫌なら嫌って言えば?
だんだんムカムカしてくる
あたしのことなんて無視して一人の女子が口を開いた
『恭哉くん?なんでメール返してくれないのぉ〜?』
『え?…あ〜。ごめんごめん。帰ったら返すわ…』
『わ〜い♪約束だよぉ?』
『…う、うん。』
また苦笑いする会長に抱きつく女子…
胸を押し付けられて困惑してる。そしてなんとなくだけどよけてる
…簡単に触らせるんだ…。
へぇ〜…。
あたしは冷たく睨みながら会長に近づいていく
バッ!!!
『ちょ!?ちょっとなによっ!?』
『いまから学園祭の説明するんで、席についてください。』
『え?…志穂?』
会長に抱きついてる手と体を引き剥がし、会長をひっぱる
びっくり顔で後ろの角に躓き転びそうになってる会長なんてほっといてあたしは一歩前に出た
引き離された女子はふらついてたけどあたしを睨んできた
ふん…そんなの怖くないよ?
『はぁ?ふざけんじゃねぇよ!?』
『ふざけてないよ…。生徒会長として当然のことをしてんの。』
『あんた馬鹿?生徒会長は恭哉くんなんだけど?』
『代理として入ったの。いいから席ついて?』
『はぁっ!?何様!!?マジムカつく。』
そう言って胸倉をつかもうとしてくる
…やろうってんならやってやろうじゃないの?
あたしも相手の胸倉めがけて手を伸ばした
『きゃぁあ!?恭哉くん!?どうしたの?その腕…』