私の敵はチビ会長
4組でそんなことがあったから説明が終わってこん度は5組ってときに
急に怖くなってきた
また…迷惑かけたらどうしよ…
こんどこそ、会長でも嫌だよね?
不安がどんどんつのっていく…
『志穂?大丈夫?』
心配そうな声であたしを覗き込む会長
『え?大丈夫に決まってんじゃん!!』
『そっか…。あのさ、嫌ならやめても…』
『大丈夫なの!!』
意地を張って強がるあたしにため息が止まらない様子の会長
でもゆずらないあたしを見て最後には笑って
『わかった。でも無理すんなよ?』
『分かってるって!大丈夫♪』
『へんなガッツポーズ』
な!?
ちょっと気合いれ過ぎて小指だけこぼれたガッツポーズ…
恥ずかしくて睨んでしまった
それでも会長は微笑んでくれるんだ
『よし。じゃあ行くか?』
『ok!!』
『『失礼しま〜す。』』ペコと頭を少し下げ入ってく
ここまで聞くと、あたしがふてくせれるところはなくて逆に呆れられるところばっかだけど…
5組と7組で超たいへんなめにあったのです!!
入った瞬間にまたもやうるさい黄色い声…
でもこんかいは嫌そうな顔は出さず、作り笑顔をむけた
あたしは学んだんだ。こういうところは本音はださず皮を被って過ごす…
まぁ…会長は普通にやってるけど…
『なぁ〜?何拗ねてんの?』
ソファーに座ってるあたしを覗き込もうとする会長
あたしをその顔を手で押しのけた